犬の皮膚
愛犬の肌質知っていますか?part2

愛犬の肌質を知ろう
Part1では普通肌・脂性肌・乾燥肌の3つの肌質をご紹介しました。今回は、前回ご紹介できなかった混合肌と敏感肌についてご紹介します。混合肌はpart1でご紹介した3つの肌質と同様に皮膚表面の「水分量」と「皮脂量」のバランスによって分類されますが、敏感肌は水分量と皮脂量に関わらずバリア機能に関係しています。
最後にはフローチャートをご用意しましたので愛犬の状態をイメージしながらご覧ください!
バリア機能ってなに?
バリア機能=角質層の働き。ばい菌やアレルギー物質などの有害物質の侵入を防いだり、体内の水分の蒸散を防いで潤いを保つためのもので、お肌の一番外側にある角質層がお肌を守っています。角質層はたった0.01mmの厚さしかありません。ワンちゃんのお肌の厚みは人間の半分以下、ラップ1枚分しかないのでバリア機能が低下すると乾燥や痒みなどの皮膚トラブルが起きやすい敏感肌に・・・・

肌質別の特徴をみていこう
混合肌(コンビネーションスキン)

体内の水分量が少なく皮脂量が多いインナードライの状態。
体の乾燥を補うために皮脂を出しているので、内側は乾燥していて外側が脂っぽい。
皮膚表面の皮脂が固まることで厚みがでてガサガサしたり、脂性肌と同じく毛穴が目立ち湿疹ができやすいのも特徴です。
インナードライの状態なので脂性肌と乾燥肌の両方の対策が必要です。
クレンジングでしっかり脂を落とし、積極的に保湿しましょう。
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洗浄作用の高いドクターズでお肌を清潔に保ちましょう!
頑固な皮脂汚れにはスキンバターをクレンジングとして使ってみてください。

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水分量や皮脂量に関わらず、お肌のバリア機能が低下している状態。
過敏で肌が荒れやすく、赤みや痒みが出やすいです。特にアトピー体質の子に多い肌質です。
保湿をしっかりしてバリア機能を改善しましょう!
保湿をする際にはバリア機能の回復・改善に有効な「セラミド」が含まれる保湿剤の使用も効果的です。
また、皮膚への刺激を減らすためゴシゴシ洗いをせず優しく洗いましょう。
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お肌の赤みが気になる時は抗菌作用の高いドクターズで肌荒れを防ぎましょう!
乾燥による痒みが出やすい冬~春は保湿作用の高いモイスチャーがおすすめです。

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健康なお肌のために

part1、part2で5つの肌質をご紹介しましたが、皆さんの愛犬はどの肌質でしたか?愛犬にいつまでも健康なお肌でいてもらうために、それぞれの肌質にあったスキンケアがとても大切です。また、夏の時期は紫外線、冬の時期は乾燥もお肌のダメージになるのでなるべく避けましょう。人間と同じように栄養バランスの良い食事で生活環境を整えたり、ストレスがかからないようにすることも大切です。
アニマルアーユルヴェーダハーブパックではお肌を清潔に保つケアと保湿ケアが同時に行なえ、5つの肌質全てにおすすめです!まだ試したことがない、という方は是非一度試してみてください。
フローチャートでチェックしてみよう

このコラムは日本獣医皮膚科学会認定医・獣医学博士である島田 健一郎先生とのインスタライブを元に抜粋、編集しております。